ガンマーガード カラーSKMの塗装①

ガンマーガード カラーSKMの塗装①

2016年06月08日(水)3:10 PM

研究所の各部分をカラーSKMで塗装

塗装前(上) 塗装後(下)

塗装前(上) 塗装後(下)

塗装前は、フタル酸ペイント(ペンキ)で塗装されていました。
この装置を作成した業者が、電気亜鉛上にフタル酸ペイントを直塗りで仕上げてありました。このポールにベルトをかけて乾燥・梱包しています。若干ベルトで表面を擦れる場合があり、ベルトの裏側の材質はいろいろありますが、天然ゴム・ウレタンゴム・ガラスファイバー等があります。
旧塗膜は剥離剤で完全に取り除いています。レッド、イエロー等の隠ぺい率が悪いため2回塗りでは、若干下地をうまく隠ぺいすることができない場合があります。
その場合は、下塗りとしては、ホワイトを1回塗れば隠ぺい率ははるかに改善されます。(今回は、レッドSKMを2回塗りで仕上げていますが、イエロー、ピンク等の場合はホワイトまたは、ホワイトに上塗りの色を入れたものを下塗りにします)
ベルト出荷前に表面をシンナーで清掃するときに、ベルトを回転させるためベルト裏面の基材で表面塗膜が摩耗します。
                   

取り付け後

取り付け後

今回、時間がなかったので100℃×30分でオーブンで加熱硬化しています。
ガンマーガード カラーSKMは、加熱硬化することによって塗膜の架橋が90%以上完了しますので、すぐに使用できます。
カタログでは、完全硬化は1週間ですがこの状態では85%以上でさらに徐々に架橋が進み、最終的にはほぼ同じような塗膜強度になります。
SKMは、基材に対する密着性に優れていますのでプライマーの必要性がありません。

 



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